Ustream配信ではデスクトップの配信などが出来るわけですが、そこに高画質配信という機能が有ります。
VistaだとブラウザープラグインをインストールするだけでOK。
XPならAdobeのFlash Media Encoderを入れて設定すればOK。
でもMacには全くの未対応! Flash Media Encoderも今後出る予定は今のところ無いそうです。
色々調べてみたところ、Telestream社のWirecastというソフト(有料で約5万円)なら出来る用ですが、デモ版を使ってみたところ、一応出来ることは出来る物の、5万円の価値の有るソフトでは無い上重い。
で、結論としてJustin.TVならQuicktime Broadcasterというソフトを活用することで高画質H.264配信が可能な様子。でもやっぱり英語だし、こっちのチャットはircから入るのに申請が必要だとか色々めんどくさい。Ustreamの方がユーザーは多そうなので、Ustreamからみているようで、動画配信部分だけJustin.TVにしよう!
ということで試行錯誤した結果、Ustreamの配信からJustin.TVの高画質配信のポップアップ画面リンクを張る事で対応できるという結果に。
やり方を一通りまとめておきます。
必要なソフト
必要なアカウント
以降の説明は前提として、USTの基本的な配信はできる物として説明を続けます。
下準備
まずソフトウェアは一通りインストールしておいて下さい。
LineInに関してはマイクで拾った音声とPCの通常の出力をミックスしつつ、自分でもヘッドフォンなどでモニターするために使います。この使い方をするためにはLine-Inはコピーを二つ入れておいて下さい。LineIn-a.appとLineIn-b.appの用に名前を二つに分けて入れておけばOKです。
Ustreamのアカウント以外にJustin.TVのアカウントが必要なのでソフトのインストールが一通り終わったらそちらを取得します。
Justin.TVアカウント取得
まずは http://www.justin.tv にアクセスします。
ここでまずは右上のCreate Accountのリンクを押すと以下の画面が出ます。
ここで、Loginに自分のアカウント名を半角ローマ字で。
パスワードも同様に好きな内容を入力。
メールアドレスと最後に画像に描いてある文字をしたの欄に記入してサインアップをクリック。
なんか色々聞かれますが、その後はテキトウで良いです。本格的に使うわけでもないので。
サインアップが完了すると以下の様なメールが送られてきますので、メールアドレスの認証のリンクをクリックして認証を済ませておきましょう。
http://ameblo.jp/010101/entry-10222698958.html
このあたりを参考にすればアカウント作成からチャンネル作成までいけると思います。
Justin.TV高画質配信準備
ログインした状態でBroadcast ボタンを押すと、最初だけ配信ページの作成の画面が出ます。これが完了した状態でBroadcastを押すと以下の画面が別ウィンドウで開きます。
通常のカメラで配信する場合はここで色々しますが、今回は使いません。
ただし、Quicktime Broadcasterで配信するために必要な情報をこのページから取得しておきます。
まずは画面上部にある「More」をクリック。すると以下の画面になります。
上記画面にある青字のリンク「Quicktime Broadcaster」をクリック。以下の画面に移動します。
上記画面にあるアカウント名は登録時に登録した名前です。これと併せて3.に描いてある高画質配信用のキーが必要になるので、この二つをメモし手おいて下さい。
*キーは「live_XXXXXX_XXXXXX」といった様な文字列です。XX部分は数字やアルファベット。
これで下準備は一通り完了です。
音声のセットアップ
次に音声のセットアップを行います。
音声は構成として、
マイク入力→Soundflower(2ch)
システム出力→Soundflower(2ch)
Soundflower(2ch)→ヘッドフォン
Soundflower(2ch)→配信
という構成を取ることで、マイクで拾った音と、アプリケーションなどがならす音(iTunesなどの音)を混ぜた状態で配信しつつ、同じ物を自分でも聞ける状態になります。
まずはシステム環境設定を立ち上げてサウンドに移動します
そして出力の画面では「サウンドを出力する装置の選択」でSoundflower(2ch)を選択してください。
入力に関しては以下の画面の通り、内蔵マイク等使用したマイクを選択し、入力音量を調整して下さい。
「環境ノイズリダクションを使用」をチェックすると、ファンや扇風機などの音が消えて声が聞き取りやすくなります。
これでシステム環境設定の設定は完了です。この時点ではパソコンのスピーカーやヘッドフォンからは何も聞こえなくなります。これを配信でも自分でも聞こえるようにするためにLineInを使用します。
まずは2つコピーをつくっておいたLineIn-A.appとLineIn-B.appを起動して下さい。
起動したら、一つ目は以下の画像の様に設定してください。選択するのは→の「Select▼」の所から選択出来ます。
Input fromをBuilt-in Microphone: Internal Microphone
Output to を Soundflower(2ch)
こうすることで、マイクの入力をサウンドフラワーにMixすることが出来ます。
選択しおわったら「Pass Thru」ボタンを押すことで、上記の設定を適用します。もう一度押すと切れるのでミュートにも使えたと思います。
同様にSoundflowerの音を自分でも聞こえるようにするため、もう一方のLine-Inアプリを以下の様に設定して下さい。
Input fromをSoundflower(2ch)
Output to を Built-in Output: Headphones
これでSoundflowerに出ている音がすべて自分でも聞こえるようになります。選択しおわったら同様にPass Thruを押せば実行されます。こちらがONになった事で自分のヘッドフォンでマイクの音とiTunesなどの音が両方聞こえるようになったと思います。
以上で音のセットアップは終わりです。
デスクトップ画像のセットアップ
次は配信する画像のセットアップです。CamTwist一本で完了します。
まずはCamTwistを起動してください。その後、メニューからCamTwist→Preferences…を選択して下さい。
高画質で配信するには画像のサイズを上げて設定しておく必要があります。ので・・・上記の様にVideo Sizeを640×480に設定しておきます。あと、Frame Rateもテキトウに設定しておいて下さい。私は20FPSにしてあります。これ以上あげるとうちの環境ではうまくいきませんでした(ネットワークの帯域とCPUの負荷の問題なので環境に依っては高くすることも可能だと思います)。
後はCamTwistでデスクトップの配信設定をして、保存しておきましょう。
上記の設定やらはお好みで。配信サイズやらはCommand+Pで出るプレビュー画面を見ながら設定すると良いです。
保存は「Save Setup」を押した後、以下の画面の通り、チェックは全部はずして名前をテキトウに付けてSaveを押して下さい。
設定が保存されていれば、次からはSaved Setupsから保存した物をダブルクリックで設定が戻せます。
これで一通り画像と音声の配信準備ができました。
配信開始
ここまで完了したら後は配信のセットアップをして配信です。
USTREAM配信開始
UST配信については特に詳しく説明しませんが、一応Advanced Settingsタブで上記画面の様にAdjust framerateを20に設定しておきましょう。ここのフレームレートがCamTwistのフレームレートと合わないと配信がカクカクになります。
高画質配信開始
次はJustin.TVでQuicktime Broadcasterをつかって高画質配信します。まずはQuicktime Broadcasterを起動してください。
オーディオ設定は上記画面の様に設定して下さい。
オーディオストリームを有効にするをチェック
プリセット(これは設定が終わったら適当に名前を付けて保存しておいて下さい)
入力源はSoundflower(2ch)に設定
スピーカーで再生はしない設定。
圧縮プログラムはMPEG-4 Audioに設定。
レートは適当
出力はモノラルでもステレオでもお好きな方で。
パケット化は気にしないでOKです。
ビデオ設定も上記の画面の様に設定して下さい。
ビデオストリームを有効にするをチェック
プリセットも一通り設定が完了したら保存しておいて下さい。
入力源はCamTwistに設定オプションは気にしないでもOKです
幅と高さはそれぞれ640×480に設定
圧縮プログラムはH.264に設定
深さはカラー固定
品質はデータレートの制限をチェック外せば使えます。高ぐらいまでなら配信出来ると思います。こちらで高に設定するか、データレートの制限をチェックして300〜500位の間で設定すると良いです。
フレーム/秒はCamTwistと同じ設定にします。
キーフレーム単位は設定してもしなくてもいいですが、60位であればデスクトップの配信なら良いでしょう。ゲームなど動きが多い画面を配信するなら少なめの値、動きがあまりない画面であれば大きい値が良いです。大きい方がネットワーク負荷が低く住みます。
最後にネットワーク設定をします。
プリセットは設定が一通り終わったら保存
転送は自動ユニキャスト(アナウンス)を選択
ホスト名は「live.justin.tv:1935/app」と入力
ファイルは「live_user_XXX」で、XXXの部分にJustin.TVに登録する際につけたアカウント名を入力
ユーザ名はアカウント作成後にQuicktime Broadcasterのための配信用キーとしてメモしておいた物をコピペ
パスワードはjtvと入力
TCPを介したブロードキャストにチェック
これで一通り設定完了です。プリセット全部保存しておけば、次回スタートする時にそのプリセットを全部選択すれば準備は一気に終わります。
準備が終わったらブロードキャストボタンを押すと少しタイムラグと音の乱れなどの後配信が開始されます。上記画面の用になっていればOKだと思います。
高画質配信へのリンク追加
UstreamとJustin.TVの両方で配信が開始されたので、最後にUstreamの配信画面からJustin.TVの配信画面をポップアップするリンクを張ります。
まずはUstreamの配信画面のしたのText & Videos タブに移動し、左のAddからText Layerを追加します。そのあと適当にリンクを張るためのテキストを入力し(例では高画質版ポップアップと入力しました)そのあとリンクボタン(B U Iの右隣にある鎖のアイコン)を押します。
リンクボタンを押すと上記の画面が出るので、リンクを上記画像の用に入力します。アカウント名の部分はJustin.TVに登録した自分のアカウント名です。myaccountであれば http://www.justin.tv/myaccount/popout になります。
Saveボタンを押したら次は配信にこのテキストレイヤーを追加します。右側にあるAddボタンを押すと上記画面になります。ここで、Show Previewを押すことで、左の配信画面のプレビュー上に文字が出てきます。
この状態ではまだ配信上にはでていませんので、位置をマウスで決定して下さい。
配置が決定したらPush on air ボタンを押すと配信上に表示されるようになります。このようにON AIRと出たら完了です。
上記の状態で自分の配信画面に行くとリンクが現れているのが確認できます。上記リンクをクリックすると・・・
上記画面が出れば成功ですヽ(・∀・)ノ
ちなみに高画質配信は重いので、USTREAMと比べると何秒かディレイが有ると思います。開始するのにも多少時間がかかりますが、だいぶ画質は綺麗なはずです。
-
Trackback from (RayBan) 繝ャ繧、繝舌Φ 繧オ繝ウ繧ー繝ゥ繧ケ 繝。繧ソ繝ォ繝輔Ξ繝シ繝 on 2014/8/31 日曜日 at 5:58:53
-
Trackback from サマータイヤ 超265 60r18 on 2014/10/19 日曜日 at 16:47:08
-
Wanderer: That is true, but I can’t alienate the mostly non existent female readers any more than what I have done already. Balaji: True. But I shall wait for DVD or TBS for that one, I think. You know what, come to think of it, that’s the closest that Hollywood can come to K-Jo. Just go to your office’s water cooler and whisper &#ka20;sn28es”, “plane” and “Samuel L Jackson” to anyone who comes there and voila, you will get a blow by blow account of the movie. And you will not need to use the “mo-fo” word at all to get this reaction from them
3 comments
Comments feed for this article
Trackback link: http://www.path-works.net/2009/07/12/macでなんちゃって高画質ustream配信/trackback/